紙飛行機音声発射器
AI技術の1つであるディープラーニングで実現している音声認識拡張「Speech2scratch」で、サーボモーターを制御します。ここでは「発射!」と言うと輪ゴムの力で紙飛行機を発射する装置を作ります。※本作品はiPadでは正常に動作しません
用意する物
- タコラッチ・ミニ 1個
- パソコン 1台(iPad以外)
- サーボモーター(TFW-AD-SB) 1個
- イーゼル(百均) 1個
- 大口目玉クリップ(百均) 1個
- 輪ゴム 1個
- 紙飛行機 1機
活動
準備
■配線
- サーボモーターをGrove端子「デジタルA」に接続します。
■アプリを開きプログラムを見る
- タコラッチ・ミニを使用するタブレットやPCに接続する。
- アプリ起動
- 以下のようなプログラムがあらかじめ作ってあります。
■動作を確認する
- 緑の旗をクリックする。
- スペースキーを押して「発射!」というとサーボモーターが動くことを確認します。(このプログラムは「3秒待つ」の間に話した言葉を処理します。発声するタイミングが悪いと認識してくれません。)
遊び方
- イーゼルに目玉クリップでサーボモーターを固定し、輪ゴムをかけます。
- 紙飛行機をセットして「発射!」と言うとゴムの力で紙飛行機が飛びます。
- 【注意点】
- かなり勢いよく紙飛行機が飛びます。紙飛行機は人に向けないようにすると共に、先端があまり尖らないよう折り方を工夫してください。
- 紙飛行機の尾翼の、輪ゴムが当たる部分にかなりの力がかかります。輪ゴムの当たる部分はセロテープで補強すると良いと思います。
- iPadで音声認識が出来ないケースがあります。
- iPadならびにUSBハブや変換コネクタを使う場合、電流不足で動作中にScratchとの接続が切れる事があります。
チャレンジ・応用
- 「音声合成」を使い、発射する前に周りの人に音声で警告(例:「発射します。危険ですので離れてください。」)してから発射するように改造してみましょう。
- 発射の前後に音を鳴らしたり、光らせたりしてみましょう。
- まずは、用意されているチャレンジ・応用向けブロック(下図参照)をプログラムに組み込んで改善してみましょう。ScratchとAkaDakoに慣れている人は左の▶を押してブロック一覧から自由にブロックを選びオリジナルの音声発射機を作ってみてください。