クイズ大会早押しボタン
AkaDakoのインターネット通信機能を使ってクイズ大会の早押しスイッチを作ります。 一番早く押した回答者の名前を、出題者の端末に表示するシステムを構築します。
用意する物
- 回答者用(複数セット)
- AkaDako探究ツールまたはタコラッチ(以下、探究ツールとして解説) 1個
- パソコン 1台
- ミノムシクリップ 2本
- ダンボール
- アルミテープ(もしくはアルミホイル+両面テープ)
- 出題者用
- AkaDako探究ツールまたはタコラッチ(通信ブロックを使うために差しておく必要があります。) 1個
- パソコン 1台
活動
回答者側の準備
■回答者用のダンボールスイッチをつくる
- ダンボールが押された時にだけ、アルミテープ同士が接触するようにアルミテープを段ボールに貼る
- ミノムシクリップケーブルで、ダンボールスイッチの片方を5V端子。もう片方をデジタルA1端子に接続します。
■回答者用アプリを開きプログラムを見る
- 探究ツールを使用するタブレットやPCに接続する。
- 回答者用アプリ起動
- 以下のようなプログラムがあらかじめ作ってあります。
- 「田中」と書いているところを、自分の名前に修正する。
出題者側の準備
■出題者用アプリを開きプログラムを見る
- 探究ツールを使用するタブレットやPCに接続する。
- 出題者用アプリ起動
- 以下のようなプログラムがあらかじめ作ってあります。
クイズ大会の実施法
- 回答者用及び出題者用で緑の旗をクリックする。
- 通信グループIDを聞かれるので、同じIDを入れるようにします。
- 回答者がダンボールスイッチを押すと出題者の画面に、一番早く押した回答者の名前が表示されます。2番目以降の人は10秒間無視されます。
チャレンジ・応用
- 出題者の画面に回答者の名前が表示されると共に、出題者側で音(例:ピンポーン)を鳴らすようにしましょう。
- 一番早く押した回答者のフルカラーLEDが赤く光るようにしましょう。
- 出題者の画面に回答者の名前を表示する処理で、表示した名前を通信ブロックで送信します。
- あとは、回答者側で自分の名前を受信したらフルカラーLEDを赤く点灯する処理を追加しましょう。
- このプログラムでは、10秒待たないと次の問題に入れません。出題者側にもダンボールスイッチを用意し、出題者がダンボールスイッチを押すと、すぐに次の問題に入れるよう改造してみましょう。
- まずは、用意されているチャレンジ・応用向けブロック(下図参照)をプログラムに組み込んで改善してみましょう。ScratchとAkaDakoに慣れている人は左の▶を押してブロック一覧から自由にブロックを選びオリジナルの防犯カメラを作ってみてください。
回答者用
出題者用