相性チェッカー
相性診断装置です。「好きな相手と手をつなぐ→ドキドキする→手が発汗する→汗で電気が流れやすくなる」という事象を利用します。タコラッチ・ミニの5Vから微弱な電気を人の体に流してタコラッチ・ミニのアナログ入力でこれを計測します。1969年に任天堂から発売された「ラブテスター」と似たしくみです。
用意する物
- AkaDako探究ツールまたはタコラッチ(以下、探究ツールとして解説) 1個
- パソコン 1台
- ミノムシクリップケーブル 2本
活動
準備
■配線
- ミノムシクリップケーブルの1本は5V端子。もう一本はアナログA1端子に接続します。
■アプリを開きプログラムを見る
- 配線をしたタコラッチ・ミニを使用するタブレットやPCに接続する。
- アプリ起動
- 以下のようなプログラムがあらかじめ作ってあります。
■動作を確認する
- 緑の旗をクリックする。
- アナログA1端子につながっているミノムシクリップの先を右手の指先でつまみ、5V端子につながっているミノムシクリップの先を左手の指先でつまむと、アナログA(A1)の値が変わることを確認する。
遊び方
- 緑の旗をクリックする。
- 2人で手をつなぎ、空いている手でそれぞれが5VとアナログA1のミノムシクリップの先をつまみ、2人の体を通じて微弱な電気を流します。数値が大きい(手に汗をかいている≒ドキドキしている)ほど、相性が良い(?)かもしれません。(体に微弱な電気を流しますが人体には影響はありません。)
チャレンジ・応用
- 数字で表示するのではなく、スプライトのハートを、数値にあわせて大きくなる装置に改造してみましょう。
- この仕組みで水を検知する事ができます。
- 濡れた土と乾いた土で電気の通る量の違いを調べ、土が乾いたら「水をください」としゃべる装置を作ってみましょう。
- 雨の検出装置を作ってみましょう。
- この仕組みで地震を検知する事が出来ます。アルミホイルを細長くねじって、リング状にしてください。このリングの中に、ミノムシクリップを垂らし、揺れるとアルミホイルにふれるようにして、地震検知装置を作ってみましょう。
- まずは、用意されているチャレンジ・応用向けブロック(下図参照)をプログラムに組み込んで改善してみましょう。ScratchとAkaDakoに慣れている人は左の▶を押してブロック一覧から自由にブロックを選びオリジナルの相性チェッカーを作ってみてください。