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基本:酸素濃度の測り方

用意する物

簡易酸素センサについて

  • 酸素センサに空気亜鉛電池をはめ込んでから10分~15分以上は放置しておく必要があります(アイドリング)。その際、AkaDakoに接続する必要はありません。
  • 酸素センサーのソケットに空気亜鉛電池をセットした時点から、電池の出力が変化します。実験には特性を理解してご使用ください。※特性は温度や湿度、空気亜鉛電池のばらつきなどによっても変化する場合があります。

AkaDakoグラフで酸素濃度を測る

  1. AkaDako用簡易酸素センサーのアイドリング
    1. 空気亜鉛電池のシールを剥がす。(新品の空気亜鉛電池の場合のみ)
    2. AkaDako用酸素センサーに空気亜鉛電池を取り付ける。
    3. 空気センサーを50cmのGroveケーブルでアナログAに接続する。
    4. 15分程度そのまま放置する。
  2. AkaDakoグラフを使って酸素濃度を見る
    1. AkaDakoシリーズのUSBを使用するタブレットやPCに接続する
    2. AkaDakoグラフを起動。
    3. 画面右上の「接続する」をクリック。
    4. グラフ左上のセレクターで「20.酸素濃度[%]」を選択。
    5. グラフ中央上の計測の間隔を設定する。
    6. 「スタート(緑の▶)」をクリックする。

使用上の注意

  • 酸素センサーのソケットに空気亜鉛電池をセットした時点から、電池の出力が変化します。実験には特性を理解してご使用ください。※特性は温度や湿度、空気亜鉛電池のばらつきなどによっても変化する場合があります。
  • 主な特性
    • 酸素センサに空気亜鉛電池をセットした直後は、高い電圧になり、そこから電圧が急激に下がります。10分~15分経つと、電圧の減少が緩やかになります。一度使ったものであっても、酸素センサから外し、もう一度酸素センサにはめ込んだ場合、高い電圧からの急激な減少が見られます。
    • この特性から、酸素センサに空気亜鉛電池をはめ込んでから10分~15分以上は放置しておく必要があります。
    • 酸素センサにはめ込むだけで空気亜鉛電池を消耗するため、実験が終わった後は空気亜鉛電池を酸素センサから外して保管してください。
    • 酸素センサから外して保管した空気亜鉛電池は、数回実験に使うことができます。
  • 空気亜鉛電池が実験に使えるかどうかを確認する方法。
    • 空気亜鉛電池を酸素センサにセットし、Grove端子をAkaDakoのアナログAに接続する。
    • TFabグラフにAkaDakoを接続し、セレクターで「アナログA」「5秒」を選択する。
    • TFabグラフの「▶」ボタンを押す。
    • 10分程度経った後、アナログA1の値が10以上で安定する場合、ある程度測定が可能です。

実験例

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