AkaDako生成AI実践レポート

生成AIの「目」で学校を見直す
〜児童開発「危険性発見アプリ」を活用した保健・けがの予防の実践〜

📷 実践の様子 / 🎨 生徒の作品

実践の様子 実践事例実践事例__保健授業__虹の丘小学校.pdf

📝 実践データ

学校名仙台市立虹の丘小学校教科体育(保健)
実施学年小学校5年生担当者佐藤 隆太先生
実施人数25人×1クラス実施時間45分×2コマ
使用機材探究ツールGIGA端末Chromebook
付属品特になし

📁 授業の流れ・内容

1.(事前)アプリの誕生と授業への接続

総合的な学習の時間、一人の児童がカメラ対応AkaDako生成AIを活用し「危険性発見アプリ」を開発。

教室に潜むけがの危険性を生成AIに指摘させ「先生見て!」と報告した姿から、保健科「けがの予防」との関連を構想。

本人の承諾を得て、クラス全員の学びに活用することを決定した。

2.【第1時】AIを活用した校内安全パトロール

①通常の授業通り、教室や廊下の危険を予想した後、仲間が作ったアプリを紹介。

②「すごい!」という驚きの中、これを使って校内の危険を可視化するミッションを確認。

③各自がChromebookを手に校舎内や校庭、体育館へ赴き、生成AIが判定した危険箇所のキャプチャ画像を、ロイロノートの共有ノートに置かれた校内図面に次々と挿入し、リアルタイムで「校内ハザードマップ」を構築した。

3.【第2時】情報の分析と自分たちの行動宣言

①共有されたマップを見合い、「安全だと思っていた場所の死角」を分析。AIの客観的な視点により、学校中の至る所にリスクがあることを実感した。

②最後に「環境」だけでなく、自分たちの「行動」や「心情」が事故に繋がることを再確認。テクノロジーを「新しい気づきの道具」として位置づけ、自分たちの手で安全な学校を作る決意を固めて授業を締めくくった。

🔗 関連資料

特になし

🧑‍🎨 生徒の作品

💭 先生の実践した感想

児童が自ら開発したアプリを授業の核に据えたことで、これまでにない「学びの循環」が生まれました。

当初、私自身も同様の構想を持っていましたが、一人の児童がそのアイデアに辿り着いたことに価値を感じ、彼のアプリを授業に抜擢しました。

初めは控えめだったその児童も、仲間から「天才」と称賛され、自作アプリが誰かの役に立つ喜びを知ることで、その後は驚くほど意欲的に開発へ没頭。活動後には「もっと作りたい」と声を漏らすほど、彼の創造性に火がつきました。

また、生成AIの客観的な視点を取り入れたことで、児童は自分たちでは見落としていた「校内の死角」に驚き、安全に対する意識を向上させていました。

児童のアイデアを信じることや、授業に組み込むことの可能性を、私自身が強く実感した実践となりました。