AkaDako生成AI実践レポート

生成AIの「目」で守る未来
〜1年間の防災学習を生かしたアプリ開発〜

📷 実践の様子 / 🎨 生徒の作品

実践の様子 落書きほめほめ自信アップアプリ落書きほめほめ自信アップアプリ 計算説明機計算説明機 避難所お助けくん避難所お助けくん この道は安全かなアプリこの道は安全かなアプリ

📝 実践データ

学校名仙台市立虹の丘小学校教科総合的な学習の時間
実施学年小学校5年生担当者佐藤隆太先生
実施人数25人×2クラス実施時間45分×7コマ
使用機材探究ツールGIGA端末Chromebook
付属品特になし

📁 授業の流れ・内容

1. 生成AIの「目」を体験する(第1〜2時)

授業用スライドに沿って、カメラ対応AkaDako生成AI(β)でできることを知る。

練習課題1〜6に取り組み、仕組みを体験的に理解する。

2. アプリ開発の基本と設計書の作成(第3時)

生成AIアプリ開発の流れ(問題見出し→課題設定→解決)を学習。

①まずは身近な生活の困りごとを対象に、生成AIの機能をどう使うかの「設計書」を書く。

②AIへの指示文(プロンプト)の工夫が結果を変えることを学ぶ。

3. アプリの試作と共有(第4時)

①作成した設計書をもとに、実際にアプリを動かしてみる。

②友達とアプリや設計書を見合い、感想を伝え合うことで、自分のアイデアが形になる喜びと改善点に気づき、活動をまとめる。

4. 防災課題の抽出と設定(第5時)

①1年間の防災学習(避難所運営やロボット活用、マイタムラインの作成など)を振り返り、解決したい問題を出し合う。

②生成AIの「目」で解決できそうな課題を絞り、設定する。

例)

○この道は安全かなアプリ

地震のあと、道が通れるか、かべが落ちてこないか、見ただけでは判断がむずかしい。

写真から「ひび割れ」や「がけ崩れ」を見つけて、安全に歩けるか判定する。

○混雑確認アプリ

避難所に人が集まりすぎると、座る場所がなくなったり、病気が広がったりしてあぶない。

写真を見て人数を数え、別の部屋や避難所に行ったほうがいいか教えてくれる。

○避難所お助けくん

お年寄りや障がいのある人、赤ちゃん連れの人など、どこにいてもらうのが一番いいか迷ってしまう。

その人の様子を見て、出口の近くや静かな場所など、最適な場所を案内する。

○防災バックの中身バッチリかなアプリ

防災バッグを準備しても、自分に必要なものが本当に入っているか、自信がない人が多い。

バッグの中身を見て、足りないものや「これもあると便利だよ」とアドバイスをくれる。

5. 防災アプリの開発とブラッシュアップ(第6時)

設定した課題を解決するための設計書を書き、プログラミングを行う。実際に「防災バッグの中身」や「避難所の画像」などを想定してテストし、より正確に判断できるよう試行錯誤を繰り返す。

6. 成果の共有と総括(第7時)

完成した防災アプリと設計書を展示・発表し合う。1年間の体験的な学びが、テクノロジーによって進化したことを実感し、防災学習全体を振り返ってまとめる。

🔗 関連資料

特になし

🧑‍🎨 生徒の作品

💭 先生の実践した感想

初めての生成AI活用でしたが、分かりやすい授業用スライドのおかげで担任一同安心して臨めました。

特に練習課題1〜6に意欲的に取り組む中で、カメラ対応AkaDako生成AIで「何ができるか」を体験的に理解できたことが、その後の自由なアプリ開発への大きな足掛かりとなりました。

共同編集できる設計書の活用もあり、子どもたちの発想は非常に豊かでした。

毎時間、前のめりで活動し、自分だけでなく学校の仲間や家族、地域の人々を助けたいという思いを形にしようと奮闘していました。

1年間の総合的な学習と繋げたことで、「あの時の防災の困りごとも、テクノロジーなら解決できるかも!」と、子どもたちが新しい解決の引き出しを手に入れたことに大きな価値を感じています。