AkaDako生成AI実践レポート

生成AIによる画像分析と課題解決

📷 実践の様子 / 🎨 生徒の作品

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📝 実践データ

学校名千葉県立市川工業高等学校教科工業科(電気)【電子計測制御、実習】
実施学年高等学校電気科 2年生担当者M先生
実施人数35人×2クラス実施時間50分×3コマ
使用機材探究ツールGIGA端末iPad
付属品特になし

📁 授業の流れ・内容

本実習は、AkaDako探究ツールを用いて生成AIとの双方向通信を確立し、画像認識の精度やAIによる課題解決について検証することを目的とした。

I.事前準備と基本操作【練習1】

AIの変遷と課題解決についてそれぞれ説明。AkaDakoを接続してアクセスキーを取得し、Scrubを起動する。カメラでの撮影とプロンプトの送信より、AIから画像説明の回答を得るという生成AIを活用したアプリ開発の基本を学ぶ。

II.精度の検証と応用【練習2・3】

AIが数を数えられるか、あるいは手書き文字を認識できるかといった画像認識の精度を検証する。また、カメラ越しの色を認識させて16進数カラーコードで出力し、LEDを制御する応用プログラムも実施する。

III.課題解決の実践【メイン課題】

配布された課題がある写真をAkaDakoで分析し、写っている要素から主要な問題点を抽出する。

※課題がある写真も生成AIによって作成したもので、ゴミだらけのビーチ、感電の危険性がある作業員、ボロボロのカフェなど、明らかにおかしい写真を5種類を用意した。

IV.ChatGPTによる深掘りとレポート化

IIIで抽出した問題点を基に、以降はChatGPTを用いて

  1. 「根本原因の推論」
  2. 「成功事例の調査」
  3. 「短・中・長期の解決プランの策定」

を行い、最終的にレポートとしてまとめる。

※画像認識にはGPT-4o mini(AkaDako経由)を使用し、その後の詳細な推論や整理にはChatGPTを利用する。

🔗 関連資料

🧑‍🎨 生徒の作品

💭 先生の実践した感想

AkaDako探究ツールと生成AIを連携させた本実践では、画像認識から課題解決までの一連の流れをスムーズに体験させることができた。

特に被写体から抽出した色でAkaDako探究ツールのLEDを制御する工程は、生徒の興味を強く惹きつけたようであった。

生成AIによる課題解決については、単発の問いかけよりも「会話型」の方が思考を深めやすく、情報の整理に適していると感じる。そのため、画像認識機能によって問題点を抽出したあと、ChatGPTへ分析作業を移行させたことについては、AkaDako生成AI(β)の実践として正しいかどうか、やや自問自答している。

画像認識によって抽出された問題点は、生徒の回答より具体的で的確な表現が多かったため、生徒自身の観察力や語彙力等も育成しなければならないと感じた。